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2045年に「ドラえもん」は生まれてしまうのか?!

      2016/03/13

2045年には全人類を合わせた知能をコンピュータが超えると言われています。いわゆるシンギュラリティ問題です。これは1993年にアメリカの数学者でありSF作家のヴァーナー・ヴィンジの論文に端を発します。その後その考えを拡大し、世間に広めたのがAI研究の権威レイ・カーツワイルです。カーツワイル氏はエジソンも名を連ねるNational Inventors Hall of Fame(全米発明家殿堂)に表彰されている著名な発明家です。

indexレイ・カーツワイル氏

レイ・カーツワイル氏は2007年に記した著作「The Singularity Is Near: When Humans Transcend Biology(邦題:ポスト・ヒューマン誕生―コンピュータが人類の知性を超えるとき)」の中で2045年にその特異点(シンギュラリティ)を迎えると予言していますが、本当にそんな未来が間近に迫っているのであれば、ドラえもんの誕生は2112年9月3日と設定されていますが、かなり早まるのでしょうか。

私たちの身近なところを見渡してみても、ロボットやAIが日常化してきているのは確かです。全自動掃除機ルンバや好みニュースをピックアップするスマートニュース、渋滞を予測してくれるカーナビなど気づかないうちにAIが生活に浸透してきています。

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インターフェースとしてのロボット

その他にも様々なAI搭載のロボットが登場してきています。これらの特徴としては目の前のロボットは最小限の機能にとどめ、クラウド上にAIがあり、常にアップデートされて成長していくことです。つまりインターフェースとしてのロボットなのです。

Jibo

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アメリカボストン発のベンチャーが作った家庭用アシスタントロボット。開発の途上ですがカレンダーやデリバリーの注文機能、写真や動画の撮影、メールの読み上げ、家庭内の電子機器のコントローラーとしての機能を備えるようです。

Palmi(パルミ)

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引用:http://robots.dmm.com

指示待ちの作業用ロボットとは違い、主人の顔を覚えたり、ロボットであるPalmiから話しかけたりすることを実現しています。環境に応じて成長するのが特徴です。

MUsio

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クラウドファンディングのIndiegogoで10万ドルを調達し、2016年に6月以降に発売予定の英語学習ロボットです。マイクからの言語情報とカメラからの画像情報をミックスし、会話を自律的に学習していくそうです。
これからはIoT(モノのインターネット)の普及の流れにおいては、人間とクラウドの接点としてロボットの担う役割がより高まるのは間違いないでしょう。一昔前はすべての機能がプログラムされたロボットという発想でしたが、それだと拡張性がないですから、クラウド化は当然の流れでしょう。

この延長線上にドラえもんも生まれるのでしょうか。

ドラえもんの構造から見た考察

ドラえもん大辞典によると小型コンピュータが内蔵されているというざっくりとした設定です。

dora

この構造からするとクラウド上にAIを置き、常にアップデートされていく現在のロボットの仕組みと根本的に違います。通信機能などはなく、拡張性がない設計からすると、予め設定されたパターンによって人と対話しているだけなのかもしれません。感情をもっているわけではなく、あたかも感情を持っているように「振舞う」ように設定されているだけなのではないでしょうか。

そういう意味で行くと、その手のロボットは間違いなく2112年を待たずとも登場するでしょう。しかし、四次元ポケットなどは別問題ですが。。。

 

鍵は「強いAI」

AIの分野には強いAIと弱いAIがあることはご存知ですか?先ほど紹介したJibo、Palmi、MUsioは後者のweak AIの分野になります。実は研究開発のほとんどはこの弱いAIです。

つまり人の知的機能の一部を代替させることで、効率化・省力化に貢献する人の道具としてAIという発想です。

一方の強いAI(strong AI)の分野は「知性」を作ろうとする分野です。単なる計算力ではなく、「創造力」をもつ知的存在を生み出すことです。まだ画期的な成果には結びついてはいないようですが、一度誕生すれば、自ら思考し成長していくわけですから、指数関数的に発展し、人類をあっという間に超える存在になります。これがシンギュラリティです。

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2045年以降の世界とは?

強いAIの誕生が人類にとってプラスなのか、マイナスなのかは意見が分かれるところです。ホーキング博士やビル・ゲイツなど世界的な著名人が警鐘をならしています。

たしかに心理的な恐怖感からターミネーター的な未来を想像しがちですが、本当にそうなのでしょうか。

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最近、内閣サイバーセキュリティセンター(NISC)とのコラボポスターで話題の「攻殻機動隊」のような世界が来るのではないでしょうか。超知性といわれるような存在と人間の脳が接続し、補い合うような世界です。

何れにしてもAI関連は知的好奇心を刺激してくれるので、話題が尽きないですね。

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