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LGBTとは?アライで企業価値向上!

      2016/03/27

仕事柄、企業の採用戦略の策定や支援を行うことが多いのですが、数年前から「ダイバーシティ」というキーワードが担当者から出てくることが多くなりました。当初は単純に「採用難だから間口を広げるのか」ぐらいに捉えていましたが、よくよく調べてみると奥深く、人間ってそもそも男と女だけなのかという問題も出てきます。その流れの中で私はLGBTという言葉を初めて知りました。
日本の大手企業でもLGBTの採用に積極的な姿勢を表明する会社も続々と登場してきており、人事戦略上の重要度が日に日に高まってきています。
その言葉の意味や関連データをまとめてみました。

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LGBT(エル・ジー・ビー・ティー)の意味とは?

性的マイノリティー(少数派)を表す言葉で、国連やオリンピック委員会などでも使用されており、公的な言葉として世界に浸透しています。語源としては性的な少数派集団ごとの頭文字をとったもので、レズビアンのL(Lesbian)、ゲイのG(Gay)、バイセクシュアルのB(Bisexual)、トランスジェンダーのT(Transgender)の組み合わせです。侮蔑的な意味合いはないので、当事者も使っているものです。

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ゲイやレズビアンという言葉の指す意味は一般化していますが、ストレートの人は以外と正確に理解していないことが多いのではないでしょうか。私はトランスジェンダーは聞き覚えがなかったので、図に整理されたものを見て、そういう意味だったのかと改めて気付かされました。

LGBTは13人に1人の割合

電通ダイバーシティ・ラボの2015年に実施した調査結果によると、LGTB人口は7.6%に当たるとのこと。20歳以上~60歳未満の69,989人が対象の調査とのことなので、サンプル数としては十分信頼がおけるものでしょう。現在の日本の人口が1億2687万人(2015年9月現在)なので、その7.6%ということは、なんと964万人も存在するという計算になります。

学校のクラスや、会社の同じ部署、電車の車両、ランチのテーブルなどで、普通に接しているのでしょう。それだけ身近な存在であるということが理解できます。

アライ(Ally)がトレンド化?

アライとは英語のAllyのことで、「同盟」「味方」を意味する単語です。つまりLGBTを差別しない味方・理解者・支援者のことを指す語です。アライのマークを掲げることで、「なにかあったら手を差し伸べますよ」「相談してもいいよ」というサインになります。

Straight_Ally_flag.svg
引用:Straight Ally flag

LGBTの人でカミングアウトしているのは43.2%ほどだそうなので、過半数の人はストレスを抱えながら日常生活を送っているのでしょう。まわりにアライが増えれば、カミングアウトしていない人でも、心の支援にはなるはずです。身近な同僚などが打ち明けた途端に豹変するような人なのか、理解して支援してくれる人なのかで、日常のストレスは違うでしょうしね。

海外ではもともと多様な人種という背景もあり、ダイバーシティへの配慮が進んでおり、LGBTを受け入れている会社が多いそうです。日本の大手企業もパナソニックや野村証券、日本IBMなどが差別を禁止することを表明しています。多数の従業員を抱える大手企業では今後社内研修などで取り上げられていくことがますます増えていくでしょう。

人を大事にする先進的な企業を中心にこの流れは加速していくのではないでしょうか。人事戦略上もアライである企業の方が、LGBTの人に対してだけでなく、女性や障害を持つ人など「すべての働く人に理解ある会社」という見られ方になるのは、大きなプラス材料です。優秀な人材を確保し、持続的に成長するためには、ダイバーシティに配慮していくのは必然の流れと言えます。

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私の勤める会社にも以前、LGBTの非常に優秀なデザイナーがいました。美容関係やクリエイティブな業界には割と多いのではないでしょうか。
彼らの審美眼や思考って、私にはない部分があるので、本当に多様性って組織の強みになるなと、感じることが多かったです。
しかし、まだまだ堅い業界などでは、優秀な人なのにストレスを抱えながら仕事をしている人が多いのではないでしょうか。小さなことかもしれませんが、まずは「アライ」を表明することから始めてみてはいかがでしょうか。

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