Time is Life|トレンドを押さえてオン/オフを豊かに楽しむブログ!

Time is Life! トレンド(旬)を学び、オン/オフをもっと豊かに!

「うなぎ」という謎の生物

   

最近ではスーパーやネット通販でも売られ、牛丼チェーン店などでも気軽に食すことができるようになった「うなぎ」。私たちが当たり前に食べているうなぎですが、土用の丑の日の意味や由来を調べる過程で「ニホンウナギ」の不思議に気付いたので、まとめてみました。

スポンサーリンク

◯ウナギの成長過程

1200年以上前から日本の食文化に根付いているウナギですが、その生態については謎が多い生物です。産卵場所が解明されたのもごく最近の2009年こと。東京大学大気海洋研究所の「世界のウナギ博士」として有名な塚本勝巳教授が40年を費やして、産卵場所が日本から2000km以上離れた、太平洋のマリアナ海域だと特定しました。マリアナ海域と言われてもピンと来ませんが、グアムの上あたりの海域です。

この温暖な海域で生まれ、変態を重ねて成熟したウナギになるまでの過程は下記のようになります。

2000px-Eel-life-circle1.svg

【卵】
直径1.6mm

【仔魚(しぎょ)】
プレレプトとも呼ばれ、体長3〜5mm

【レプトケファルス(葉形幼生)】
柳の葉のように薄く平らな形状で、透き通っていて体長10〜50mm前後。潮の流れに乗って移動する。その貴重な動画がこちら。



【シラスウナギ】
日本近海までたどり着く頃には、扁平な形状から円筒形の体に変化し、シラスウナギになる。この状態で捕獲されたものを育てたものが養殖うなぎ。そのため養殖うなぎと言っても成長過程の半分は天然うなぎとして生きてきているのです。

【クロコ】
川を上るくらいに成長すると体色が黒っぽくなり、クロコと呼ばれる。体長5〜10cm

【黄ウナギ】
川を上ってさらに成長すると色が黄色っぽくなり、黄ウナギと呼ばれる。体長10~数十cm

【銀ウナギ】
体が黒ずみ腹が銀のような光沢を持つようになる。雄ウナギでは4~8年で全長45~60㎝程度に育ち、雌ウナギでは8~13年で全長が70~100㎝程度になる。銀ウナギは川を下り、産卵のためにマリアナ海域へと戻っていきます。

スポンサーリンク

ウナギは意外にも長寿?!

夏を乗り切るスタミナ料理として古来より認知されているウナギは栄養素が豊富です。特にビタミンAは100グラムの蒲焼きで2日分が摂れると言われています。そのほかにも豊富なタンパク質、ビタミンB1、B2、D、E、カルシウム、鉄分と体に必要な栄養素をバランス良く摂ることが可能です。

普段私たちが食べているウナギは大体5〜10歳前後のものですが、寿命もその辺りなのかというとそうではなく、実はウナギはかなり長生きする生物なのです。ヨーロッパウナギでは100年以上生きた事例も報告されています。

幕末から生きていたウナギついに死す
http://news.livedoor.com/article/detail/9184063/

人間よりも長生きするとはすごいですね。
これだけ長生きする生物だからこそ滋養強壮に効くと、昔の人は感覚的に知っていたのではないでしょうか。
ちなみにこの年齢はどうやって判定しているかというと、ウナギには耳石といわれる部位があり、木の年輪のようにそこに刻まれた輪を数えると年齢が特定できるのです。
今年の夏もウナギを食べて乗り切りましょう。

[その他オススメ記事]
2016年「土用の丑の日」うなぎはいつまで食べられる?

広告

スポンサーリンク

 - トレンド, 土用の丑の日